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りんごまめ知識

りんごの品種

 これまで日本で栽培されたりんごは、海外から導入したものを含め、1,000種類もあるといわれています。

 現在流通しているものは、昭和の初めくらいから日本で品種改良され、日本の気候と日本人の味覚に合うように作られています。中でも「ふじ」は、現在の日本のりんご生産量の約半分を占める人気品種となっています。その他、現在栽培されている一般的な品種としては、「つがる」、「さんさ」、「ジョナゴールド」、「紅玉」、「王林」等があります。
 りんごは長い間品種改良が続いていて、現在でも国内外を問わず、農業試験場等の研究機関では新品種の育成が続いています。その結果、毎年新しい品種が誕生しており、正確な品種の種類ははっきりとはわかりません。

【ふじ】
「国光」と「デリシャス」を交配したもので、日本を代表する品種です。果皮は褐紅色の地に縞状、または全面が鮮紅色に着色します。果実は300〜400g程度。肉質は黄白色でしゃきっとした歯ごたえ、甘味が強く芳香があります。特に蜜入りの果実はおいしく、海外でも広く栽培され世界で最も多い品種となっています。2001年には品種別生産量で世界1位となりました。国内での主な産地は青森、長野。

【つがる】
「ゴールデンデリシャス」と「紅玉」を交配したもので、果実は250〜300gの大きさで、長円形をしています。長野県で8月ごろから、東北北部で9月ごろから収穫できる早生種の中では、酸味が少なくさわやかな甘味で人気があります。日本全体では、収穫量が「ふじ」に次ぐ、第2位の品種となりました。国内での主な産地は青森、長野。

【さんさ】
「ガラ」と「あかね」の交配で育成された品種で、果実は200~250gとやや小ぶり。甘みと酸味のバランスがよく、果汁が豊富でシャキシャキとした食感が楽しめます。8月下旬頃から出回る早生種。主な産地は、岩手、長野。

【ジョナゴールド】
アメリカで「ゴールデンデリシャス」と「紅玉」を交配して作られ、1970年、日本に導入されました。果実は大ぶりで、鮮やかな紅色となります。甘味と酸味のバランスがとれ、果肉が緻密で口あたりもよく、果汁も豊富です。10月中旬から11月上旬にかけて出回ります。主な産地は、青森、岩手。

【紅玉】
アメリカ原産のリンゴで、日本には明治時代の初めに入ってきました。大きさは200g程の小玉で名前の通り真っ赤になるリンゴです。かつては人気がありましたが、新しい品種の登場で、あまり見かけなくなりました。しかし、最近、お菓子などの加工用として見直されています。

【王林】
「ゴールデンデリシャス」と「印度」のかけ合わせで、果皮が黄緑色で、表面に茶色い果点があるのが特徴です。大きさは300g程度。酸味は少なく、甘く果汁も多く、独特の芳香があります。貯蔵性の高い中晩生のりんごで、10月中旬から出回ります。主な産地は青森、長野。