MENU
りんごポリフェノール

植物に含まれる色素や苦味の成分がポリフェノール

苦味.jpg
 近年、健康に良い成分として雑誌やテレビなどで多く取り上げられ、多くの人に知られるようになったポリフェノール。ブームのきっかけとなったのはワインでした。以前、フランス人はバターや卵、肉などの脂肪分をたくさん摂っているにもかかわらず、心臓病の死亡率が少ないことが「フレンチパラドクス」といわれ、世界の謎となっていました。
 1992年、フランスのボルドー大学のルノー教授が発表した論文に、世界の注目が集まりました。フランス人に心臓病が少ないのは、日常的にワインを飲んでいるためで、その中に含まれているポリフェノールが、活性酸素を消去して動脈硬化を予防していることが指摘されました。ポリフェノールが、とくに多く含まれているのは赤ワインで、日本でも赤ワインブームに火が付きました。次に、ココアに含まれるカカオポリフェノールが脚光を浴びると、ココアが店頭から消えるという現象も起こりました。
 そもそもポリフェノールとは、植物に含まれる色素や苦味、渋みの成分です。ワインやココアだけではなく、数多くの植物に含まれ、その種類は数千種類以上もあるといわれています。その本来の役割は植物や種子を紫外線や害虫などの外敵から守ることです。ポリフェノールの中で、フラボノイドとアントシアニンは色素の仲間。フラボノイドはラテン語で「黄色」を意味する「フラボ」が語源で、白っぽい黄色や濃い黄色を作り出し、花などを色づけています。アントシアニンはギリシャ語で花を意味する「アントス」と「青」を意味する「キアニトス」が語源で、オレンジやピンク、青、紫などの色を作り出しています。